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2022/02/18 東京都労働委員会 証人尋問申請報告

都労委の証人尋問申請

  •  1 2月18日、都労委で審査計画が提示されました。また証人尋問の日程について、労組側4月21日(木)、銀行側4月22日(金)の開催で合意されました。
  •  2 主な争点は、「①令和2年10月30日付けで懲戒処分を行つたこと及び②3年4月1日付けで降格(低評価含む)、配置転換を行つたことは、組合員であることないし組合活動を行つたことを理由とする不利益取扱い及び組合の運営に対する支配介入に当たるか否か。」の2点となりました。
  •  3 労組からは、予めIさんの過去5年間のMBO評価、コンピテンシー評価が提出されました。その中には、2020年度の評価に際し、システム上「1」としか記載されておらず、自己評価欄も上司評価欄も空白のままになっている、異常な評価画面も提出されました。他方、銀行からは、降格の根拠として組織図が提出されましたが、その書類は黒塗りされている部分が多く、降格の根拠が不明のままでした。
  •  4 労組より提出されたMBO評価等では、2019年に昇格した相応の評価でしたが、2020年はいっきに最低「1」の評価となり、誰が見ても報復人事を想定される明らかな内容でした。

今後の対応

 銀行のT社長は、Iさんに対し懲戒処分を発令しておきながら、未だ懲戒処分手続きに際し、何をどのように審議したのか、開示を頑なに拒否しています。また、T社長は、代理人弁護士を通じて、何ら説明を行っていない事柄について、説明をし尽くしたなどと、不可解極まりない回答を行うなど前代未聞の異常な対応を繰り返しています。

 これら事実は、労働委員会へ提出された証拠で明らかになりましたが、T社長は、その後も代理人弁護士を通じて、当組合からの団交申入れに対して候補日提示すら行わない状況で団交拒否を平然としています。これら異常な行為に対して、物言う組合として徹底的に追及していきますので、ぜひ傍聴支援よろしくお願いします。

証人尋問の日時

  • (1)労組側:令和4年4月21日(木)13:00開始 ①Iさん、②U執行役員
  • (2)銀行側:令和4年4月22日(金)13:00開始 ②E課長、②M副本部長

※ 審問室および傍聴室の入出制限について

 コロナ感染リスク回避のため審問室に入室できるのは労使双方7名づつ、関係者以外でも入室できる傍聴室(モニター画面)は22名までとなっています。傍聴頂ける方におかれましては、予め当組合へご一報頂けますと幸いです。